トップ > 発表会レポート > 第2回 ゲームシステム・アドベンチャーパート編
第2回はチーフディレクター土田康司氏による、ゲームシステムの強化点の説明・アドベンチャーパート編。
前作よりもさらに大幅なパワーアップを果たした『ギャラクシーエンジェルII 無限回廊の鍵』のアドベンチャーパートのおさらいです。
【山本】
続いて土田さんから前作からのパワーアップ部分をご説明いただきます。
【土田】
パワーアップ部分の映像を用意させて頂きました。これは撮ったのは昨日ですが、全て実機からの映像ですから、かなり完成度が高まっていることも実感いただけると思います。
【土田】
とりあえず一番上のイベント絵から。皆さんご存知のものも多いと思いますけど、あまり発表されていないものも含まれています。
このようにすべてのイベント絵がキャラクター原案のかなんさんによる描き下しになっています。
※かなん先生描き下ろしのイベントCG
【木谷】
いいですよね。本当のこといいますと、最初のころアニメーターさんに発注した絵がちょっとイメージと違っていたんですよ。このままでいいのだろうかと。するとかなんさんと電話している中で、かなんさん自身が「いままでみんなで作ってきたものを大切にしたいので、イベントシーンの絵は私が全部描きます」と訴えてくれたんです。そのくらいかなんさんの魂がこもっていますので存分に味わって頂きたいです。
【水野】
漫画の連載続けながら、本当に短期間の間にすごく集中して描かれてびっくりしました。何枚でしたっけ?
【土田】
イベント絵はパターンを含めると120枚以上あります。修正ではなく、線の1本1本がかなんさんの線ですから。本当に頑張って頂きました。立ち絵に関しても気になさっている方がいると思うのですが、こちらをご覧下さい。
※かなん先生総監修の立ち絵CG
【土田】
立ち絵はすべて描き下しというわけではないのですが、かなんさんによる総監修が入っています。見ていただければ分かると思いますけど、メインキャラクターに関しては、ほぼかなんさん自身の描き下しといっても問題ないと思います。
【木谷】
こうして映像が公開されるのは初めてですよね。
【土田】
ガッチリとかなんさんの監修が入っておりますので、どこからどうみてもかなんさんの絵になりました。
【山本】
今見てて気付いたのですが、フェイスウィンドのほうも動きが入っていますね。
【土田】
そうなんです。フェイスウィンドウに関する映像がありますので、ご覧下さい。
※動くフェイスウェンドウ
【土田】
今回、左下の小さいウィンドウのキャラクターの表情が変化します。
【水野】
普段そんなに意識しませんが、あるとないとでは大違いですね。
【土田】
スクリーンにあわせて拡大しているので(※発表会では場内のスクリーンに映像が映し出された)少し見難いと思うのですが、フェイスウインドウが動くことで、会話が生き生きとしてくるんですね。
【水野】
立ち絵と同じ表情だよね?
【土田】
そうなんです。いままでは別の絵を使用していたのですが、今回は立ち絵を使用して表情を動かしています。
【水野】
今回のギャラクシーエンジェルは触れば触るほどいろいろな機能があるようですね。
次回 「無限回廊の鍵」のゲームシステム・シミュレーションパート編に続く
なお、この発表会で上映された動画は、現在電撃Playstation Onlineのサイトにてストリーミング視聴を実施中。詳しくは以下のページをご覧下さい!