【タクト・マイヤーズ】たくと・まいやーず(人物)

物語の主人公。軍での階級は大佐。トランスバール皇国軍第2方面軍の某星系駐留艦隊司令。入隊時は少尉で、半年に一度の昇進を重ねて現在にいたる。自分が貴族であることを疎ましく思っている。エンジェル隊を率いて、やがて銀河の運命を左右する戦いを繰り広げることになる。性格はノンキで、物事にこだわらない。また、度量が広く、たいていの事は笑って許してしまう。一見すると光る所がある訳でもないのに、周囲に人が集まる不思議な性格。かしこまったことが苦手で、権威におもねるのも得意ではない。争いごとはキライだと広言してはばからない、およそ軍人には向かないタイプ。

 
 【大航海の時代】だいこうかいのじだい(歴史)

トランスバール王朝が白き月より受けた天恵の力(ギフト)を用いて、銀河各地に進出していった時代。

 
 【超時空間】ちょうじくうかん(用語)

空間跳躍を行なうときに通過する空間を指す。通常の宇宙空間より速く(超光速で)移動できる。また通常空間と超空間内の時間の進み方は、完全に同期しているため、タイムパラドックスに類する問題は発生しない。 (別称:クロノ・スペース)

 
 【超時空通信】ちょうじくうつうしん(技術)

超光速通信システム。星系間の通信で用いられる通信手段。 (別称:クロノウェイブ)

 
 【月の聖母】つきのせいぼ(人物)

トランスバール皇国の保護のもと、ロストテクノロジーの守護者に位置するシンボリックな存在。

 
 【月の巫女】つきのみこ(人物)

月の聖母の従者。エンジェル隊もこれに属する。白き月を研究し、ギフトを与える役割を受け持つ研究員がほとんど。保安要員がエンジェル隊。

 
 【偵察プローブ】ていさつぷろーぶ(兵器)

単独で行動することのできる小型の偵察メカ。

 
 【天恵の時代】てんけいのじだい(歴史)

白き月の出現、そして天恵によってトランスバール王朝の基礎が築かれた時代。

 
 【転移】てんい(技術)

クロノスペースに入ること。 (別称:クロノシフト)

 
 【投射兵器】とうしゃへいき(兵器)

機関砲、キャノン、レールガンなどの無誘導実体弾兵器。射程は短距離。命中率は低めで距離が離れるに従って大きく悪化する。威力は弾体の大きさに比例する。弾数制限あり。レールガンは使用時に弾数、エネルギー双方を消費する。構造が簡単なため補助的な兵装として多くの戦闘艦に装備されている。

 
 【トランスバール】とらんすばーる(人物)

皇王家。 (別称:トランスバール家)

 
 【トランスバール皇国】とらんすばーるこうこく(組織)

物語の舞台となる国。128の星系を領有する。


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